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わからないままの民藝 朝倉圭一
¥2,970
わからないままの民藝 【内容】 わからなくて、愛おしい。 飛騨高山の工藝店「やわい屋」の店主が“新時代の民藝”の姿を生き生きと綴った、これまでにない、新しい民藝エッセイ。 「わからないまま」は、「わかる」や、「わかった」よりもずっと信頼できる。 なんとなく、且つ、強く、そう感じている僕ですが、この本を読んでそれに自信が持てました。 生活者の体感と、博識な言語世界を縦横無尽に旅して、独特な感性で見つめるような朝倉さんの思索や活動は、それ自体が民藝のよう。さすが、民藝運動の父・柳宗悦が「旅の心を誘うところ」と言った飛騨国に生まれ育った人です。 ――星野概念(精神科医など) Cover 写真:表萌々花 【内容目次】 はじめに 第1章 民藝の百年を遡る ……百年前の若き日の民藝の先達が見つめた先にあった日常について 民藝はわかりにくい 民藝は誰のものだったのか それぞれの「健康」と「自然」 民藝の特性とありのままの暮らし もののない時代を生きた人々 発酵と祈りの国 「生活」は変わらないもの 第2章 飛騨高山と観光と民藝運動 ……飛騨地域における民藝運動の歴史について まちづくりと民藝運動 柳宗悦と飛騨――「飛騨国は旅の心を誘うところであります」 (1) 初めての飛騨 一九二五?二七 (2) 戦後の飛騨 一九三四?四八 (3) 最後の旅 一九五三 飛騨・民藝運動のはじまり 花森安治と飛騨――「おとぎばなしのような町」 飛騨民藝運動の父・日下部礼一が遺したもの 第3章 工藝店「やわい屋」の物語 ……自身の半生と「やわい屋」における日々について やわい屋前夜 民藝との馴れ初め 差し込んだ光と湯?み 僕らの古民家再生物語 我が家の完成 やわい屋のこぼれ話 仕入れたものは売るためのもの 日本民藝館に初めて行った日 「こんにちは」で迎える 第4章 現代に息づく民藝 ……これからの時代を共に歩む親しい同行者としての民藝について 見えないものへの眼差し 「ものづくり」に見る未来の姿 「待てる」関係の育み方 「いとおしさ」で?がる未来 「協力」「結合」「共有」の世界 利他と民藝 無事の民藝 あの日のとんかつは民藝だった おわりに 【著者略歴】 朝倉圭一(あさくら・けいいち) 1984年岐阜県高山市生まれ。民藝の器と私設図書館「やわい屋」店主。愛知県立芸術大学非常勤講師、飛騨民芸協会理事、雑誌『民藝』編集委員。移築した築150年の古民家に家族で暮らしながら、器を売って本を読んで暮らしている。松本紹圭『日常からはじまるサステナビリティ』(淡交社、2024年)に対談者の一人として参加している。Podcast「ちぐはぐ学入門」を不定期で配信中。
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民藝のみかた
¥2,970
民藝のみかた 【内容】 日本に四年滞在した東洋美術史の碩学が、〈民藝〉のすべてを工芸分野ごとに詳説。 民藝の精神から説き起こし、陶器、籠、漆器、玩具、織物、絵画、農家の建物、そして1950年代の民藝運動の隆盛にいたるまで。 日本の民藝の歴史を知るための最良の一冊。図版100点超収録。 附:鞍田崇「解説 いまなぜ民藝か」 本書は、日本の主要な民藝のあらゆる側面、特にその現状を知るための、よき入口を示してくれる。その内容は、民藝とは何かという初歩的な考察から、現在、日本で盛んになっている民藝運動についての説明まで、多岐にわたっている。読みやすく、よくまとまっているので、いつも手近に置いてすぐに参照できるし、図版の豊富さも多くの読者の興味を引くことであろう。著者はすでに東洋の芸術を扱った著作をいくつも発表しており、本書で取りあげるテーマを論じる資質を十分に備えている。――柳宗悦(「序文」より) 【内容】 序文 柳宗悦 第一章 日本の民藝の精神 民衆的芸術に対する新たな関心/民衆のための芸術/世界の民藝の現状/民藝研究の歴史/美と実用性/日常品の美/実用性と芸術性/庶民の芸術/民藝の精神/今も生活に根ざす民藝 第二章 陶器 日本の民藝陶器/小鹿田(おんた)焼/小石原焼/苗代川焼/龍門司焼/二川焼/白石焼/島根県の窯業/布志名焼/牛ノ戸焼/瀬戸焼/立杭焼/益子焼/東北地方の窯業/楢岡焼/小久慈焼/堤焼/本郷焼 第三章 籠と関連製品 日本の籠製品の位置づけ/九州地方の竹細工/東北地方と各地の品々/手漉きの紙 第四章 漆器、木器、金属器 漆器の歴史と現状/秀衡塗/さまざまな漆器/木器/金属器 第五章 玩具 民藝玩具の産地/民藝玩具の起源/玩具の種類/こけし/三春駒/獅子頭/きじ馬と笹野彫/張り子/だるま/純信とお馬/三春人形/虎と牡牛の張り子/藁馬/流し雛/招き猫/犬宮と三猿/手まり 第六章 織物 民藝織物の現状/民藝織物の素材/織物のデザイン/織りと染め/沖縄の民藝織物/沖縄の紅型(びんがた)/沖縄の絣模様/沖縄の縞と格子模様/丹波布/被衣(かつぎ)とこぎん/絵絣/浴衣 第七章 絵画と彫刻 民藝と芸術の関係性/大津絵の歴史/大津絵の特色/大津絵の題材/絵馬/彫刻と拓本/仏教美術との関わり 第八章 農家の建物 農家の建物の伝統/泰山荘の屋根/泰山荘のデザイン/農家の間取り/岐阜・奈良・長野の農家/濱田庄司邸 第九章 現代の民藝運動 日本民藝協会の歩み/民藝作家の活躍/濱田庄司/河井寛次郎/芹沢銈介/棟方志功 謝辞 解説 いまなぜ民藝か 鞍田崇 訳者あとがき 【著者・訳者・監訳者略歴】 ヒューゴー・ムンスターバーグ(Hugo Munsterberg) 1916-95。東洋美術史家。ベルリンに生まれ、19歳でアメリカに移住。ハーバード大学で東洋美術を専攻し、著名な美術史家ラングドン・ウォーナー教授に学ぶ。ミシガン州立大学やウェルズリー大学で教えたのち、1952年に来日。国際基督教大学で4年にわたり教鞭をとるかたわら、湯浅八郎や柳宗悦との出会いを通して民藝を深く知るようになる。帰国後はニューヨーク州立大学ニュー・バルツ校に美術史科を設立して20年間勤務。日本と中国を中心としたアジア美術などに関する著作が多数ある。 柳宗悦(やなぎ・むねよし) 1889-1961。美術評論家、宗教哲学者。学習院高等科在学中に志賀直哉、武者小路実篤らと雑誌「白樺」を創刊。濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチ、富本憲吉らと出会い、1925年に民衆的工芸品の美を称揚するため「民藝」の新語を作って民藝運動を本格的に始動させた。『柳宗悦全集』(全22巻、筑摩書房)がある。 田栗美奈子(たぐり・みなこ) 翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒。訳書に、マイケル・オンダ-チェ『名もなき人たちのテーブル』、『戦下の淡き光』、クリスティナ・ベイカ―・クライン『孤児列車』、ジョン・バクスター『ウディ・アレン バイオグラフィー』(以上作品社)、スチュアート・デイヴィッド『ナルダが教えてくれたこと』(アーティストハウス)他多数。 朝倉圭一(あさくら・けいいち) 民藝店「やわい屋」店主、雑誌『民藝』編集委員。著書に、『わからないままの民藝』(作品社)など。 鞍田崇(くらた・たかし) 哲学者、明治大学准教授。著書に、『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』(明治大学出版会)など。 古屋真弓(ふるや・まゆみ) 日本民藝館学芸員。著書に、『柳宗悦の心と眼 日本民藝館所蔵 朝鮮関連資料をめぐって』(共著、東京藝術大学出版会)など。
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インドの台所 小林真樹
¥2,970
インドの台所 by 小林真樹 食卓上に置かれた食器、その奥が気になる。 ディープなインド台所紀行! 南アジア各地の食器・調理器具の輸入販売者にして日本屈指のインド料理マニアのアジアハンターが、インドの端から端まで、さまざまな台所をめぐる――。 料理のみならず、食器や調理器具、調理工程に着目し、歴史や文化、社会問題などにも触れながら、これまであまり取り上げられてこなかった「食」の内側を覗き、さらにディープな食世界へと誘う、インド台所紀行! 北は夏でも朝晩寒いカシミールから、南は呼吸するだけで汗の出るタミルの最南部まで、巨大な冷蔵庫を6台も抱える大富豪から、わずかな身の回り品しか持っていない路上生活者までの、さまざまな調理現場である。(…)一戸一戸の立場や地位、地域は異にしながらも、全体として共通するインド像が浮かび上がってきた」 ――「はじめに」より 内容説明 南アジア各地の食器・調理器具の輸入販売者にして日本屈指のインド料理マニアのアジアハンターが、インドの端から端まで、さまざまな台所をめぐる―。料理のみならず、食器や調理器具、調理工程に着目し、歴史や文化、社会問題などにも触れながら、これまであまり取り上げられてこなかった「食」の内側を覗き、さらにディープな食世界へと誘う、インド台所紀行!カラー写真多数。 目次 北インド(カシミールの宴席料理ワーズワーンの世界 シュリーナガル1;旧市街の奥の堅牢な館 シュリーナガル2 ほか) 南インド(白米と雑穀のはざまで チェンナイ1;異国で食べる昭和レトロメシ チェンナイ2 ほか) 東インド(「正しい」台所とは何か コルカタ1;ビハーリー・マン・イン・コルカタ コルカタ2 ほか) 西インド(世界最大のスラム街 ムンバイ1;憧憬と追憶のボンベイ ムンバイ2 ほか) 著者等紹介 小林真樹[コバヤシマサキ] 東京都出身。インド・ネパールの食器、調理器具を輸入販売している有限会社アジアハンター代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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かたちのない民藝をもとめて 表萌々花
¥2,970
世界のさまざまな土地を訪れ出会った民藝品と、焼き物や織物、編み物に携わる人びとの暮らし。旅先の記憶がものを超えて、人のあたたかさや温もりを呼び覚ます。旅と民藝を愛する写真家が綴った世界民藝紀行。 (2026年・作品社) ★民藝の魅力はいびつさにあると思う。歪みや欠け……そこに人のぬくもりを感じ、いとおしくなる。それは旅とよく似ている。――松岡宏大氏(写真家・編集者・ライター) ★百年前、民藝という言葉は、旅のなかで生まれた。百年後、彼女は旅の中で、自分の民藝と出会う。――朝倉圭一氏(工藝店「やわい屋」店主) 【目次】 はじめに 1 メキシコ 2 ベトナム 3 モロッコ 4 エチオピア 5 旅のはじまり おわりに 表 萌々花 (オモテ モモカ) (著) 1998年岐阜県生まれ。海外でのボランティア活動をきっかけに、写真を撮るようになる。帰国後アシスタントを経て独立。訪れた土地の持つ空気感や風土、時に厳しい現実や死生観を感じさせる作品を発表している。写真集に『沈黙の塔』(2025年)、『traverse(r)』(2024年)、『星霜』(2022年)がある。
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JAPANESE WOW FACTOR - Send Points
¥4,950
SOLD OUT
JAPANESE WOW FACTOR Redefining Dots, Lines, and Planes in Design 本書は、日本のデザインに特有の視覚的インパクトを、「点・線・面」という造形の基礎単位から再定義する理論的考察書である。 近代以降のデザイン理論において、点・線・面は視覚構成の最小要素として位置づけられてきた。しかし本書は、それらを単なる形式要素としてではなく、日本的造形思考を生成する“構造的原理”として捉え直す。ここで焦点となるのは、装飾性や様式ではなく、構成そのものがいかに意味作用を生み出しているかという点である。 日本のグラフィック、プロダクト、建築、空間設計などの事例を横断的に検証しながら、以下の観点が整理される: • 点の反復と間(ま)の関係性 • 線の方向性が生む緊張とリズム • 面の分割と余白が構築する空間秩序 • 要素の削減による情報密度の再編成 本書が提示するのは、「日本らしさ」という文化的記号ではない。むしろ、視覚要素の最小単位に立ち返ることで、デザインがいかに知覚構造を編成し、驚き(WOW)を生成するかというプロセスの分析である。 したがって本書は作品集というよりも、構成論・視覚言語論に近い。 視覚的感性の背後にあるロジックを抽出し、再利用可能な設計原理として提示する点に理論的意義がある。 日本のデザインを文化論ではなく、造形原理の観点から理解したい読者、また構成的思考を深化させたい実務デザイナーや研究者にとって、有効なリファレンスとなる一冊である。 香港を拠点とするデザイン専門出版社 SendPoints(sendpoints) アジア圏の視覚文化・グラフィックデザイン・建築・タイポグラフィに焦点を当てたビジュアル主導型の出版を数多く手がけてきました。 SendPointsの特徴は、単なる作品集ではなく、テーマや理論軸を明確に設定し、国際的な視点から編集を行う点にあります。東アジアのデザインをグローバルな文脈で再整理する試みは、近年のアジアデザイン出版の潮流を象徴するものといえます。
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FAR–NEAR Vol.6 HEAT
¥8,800
FAR–NEAR Vol.6 HEAT FAR–NEARは、「遠さ」と「近さ」のあいだに生まれる緊張や親密さを軸に編集されるインディペンデント写真誌。本号第6号のテーマは 「HEAT」 です。 ここで扱われる“熱”とは、単なる温度ではありません。 身体の近接、感情の高まり、儀式的な空間、気候や環境の変化、そして集団が生み出すエネルギー。物理的な熱から心理的・社会的な熱量までを横断し、写真によって可視化していきます。 本号には、Kaishu Iidaよる《祝祭劇場》シリーズも収録。演劇的かつ儀礼性を帯びたイメージ群が、「HEAT」というテーマを個人的な身体感覚から集団的な祝祭空間へと拡張します。静かな親密さと、張り詰めた空気、そして祝祭の高揚。その振幅が一冊の中で有機的に展開されます。インタビューはTaikou Kaneda (Bong Sadhu). 320ページに及ぶボリュームは、写真集のように構成された編集設計。 異なる紙質(グロス紙、ニュースプリント、非塗工紙)を組み合わせたスイス装によって、触覚的な体験も含めた「熱」を体感できる仕様となっています。 サイズ:167 × 240 mm ページ数:320ページ 製本:スイス装 紙:グロス/ニュースプリント/非塗工紙の組み合わせ エディション:通常版/ヒートリアクティブカバー仕様(特装版あり) Comment “熱”は目に見えない。しかし、写真はそれを空気として写し取ることができる。 FAR–NEAR Vol.6は、親密さと緊張、儀式と身体性、そのあいだに漂う温度を編み上げた一冊です。現代写真の現在地を体感できるエディトリアルとして、コレクションにもふさわしい内容となっています。
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ishinoko Festival Cook Book 2024
¥2,500
『ishinoko』は山々に囲まれた石川県・滝ヶ原で創出してきた、コミュニティ、自然との調和、創造的な表現を、音楽、食、アートの3つの分野を通じてお祝いする祭典となっている。滝ヶ原エリアの地域住民と国内外から集まった若きクリエイターやアーティストが一体となり、人口流出により衰退した滝ヶ原の伝統的な祭りを再定義する実験的な試みでもあります。 ------------------ その料理部門として、昨年度のフェスティバルに参加した全シェフのレシピ集の公式クックブックの取扱いを始めました。Bong SadhuメンバーのMikito Hyakunoもこのフェスティバルにイベント撮影として参加しています。 この本の収益は、毎年ishinokoフェスティバルのishinoko kitchenの企画・制作に役立てられます。ishinokoキッチンは、そのささやかな始まりから、美食と文化の交流の場となってきた。毎年招待されるシェフたちは、生産者訪問や採集ツアーを通して、この地域ならではの旬の食材について学び、地元の食材とシェフ自身の経験を織り交ぜて作られた料理を食べることで、日本の里山文化への理解を深めています。ishinoko kitchenは、一見異なる食文化や食習慣を共有することで、ダイナミックでありながら壊れやすい生態系の中で、人間であることの意味を相互理解する糧になると信じています。 The official 2024 ishinoko festival cook book is available. Our co-founder of Bong Sadhu member : Mikito Hyakuno is also participated as one of a photographer. The proceeds of each book goes toward the planning and creation of ishinoko kitchen at ishinoko festival each year. From its humble beginnings, ishinoko kitchen has been a platform for gastronomic and cultural cross-pollination. Chefs invited each year learn about the unique, seasonal ingredients of this area through producer visits and foraging excursions, and diners gain a deeper understanding of Japanese satoyama culture by consuming the dishes created from the mixing of local ingredients and chefs' own experiences. ishinoko kitchen believes that by sharing our seemingly different food cultures and practices, we feed a mutual understanding of what it means to be human within our dynamic yet fragile ecosystem. 3 days / 13 chefs 110 pages of stories, recipes, and images / A5size
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オアハカの動物たち - 大福書林
¥2,750
VINTAGE OAXACAN WOOD CARVING 著:岩本慎史 写真:安彦幸枝 メキシコ南部・オアハカ州で生まれた木彫りの動物たち。その初期ヴィンテージ作品を蒐集し、記録した一冊です。 本書で紹介されているのは、1950〜60年代頃に制作されたオアハカン・ウッド・カーヴィング。マチェテ(山刀)で荒々しく削り出されたフォルム、釘で留められたパーツ、そして年月とともに褪色したアニリン染料の色彩。どれもが素朴で力強く、手仕事の痕跡をそのまま残しています。 牛なのか犬なのか判然としない造形、どこか愛嬌のある表情、不揃いなバランス。それらは洗練とは異なる、土地の空気と作り手の身体性がそのまま立ち上がるような存在感を持っています。 本書には約130点のヴィンテージ作品をフルカラーで収録。写真家・安彦幸枝による丁寧な撮影を通して、一点一点の質感や色の揺らぎまで感じ取ることができます。また、日本の民藝運動を支えた濱田庄司、堀内誠一、柚木沙弥郎、柳宗理、山本教行らが愛蔵した作品も紹介されており、日本の民藝とオアハカのクラフトが響き合う背景も見えてきます。 単なる工芸カタログではなく、 「もの」が生まれた時間と土地を写し取るビジュアルブック。 民芸やフォークアート、クラフト、プリミティブな造形に関心のある方におすすめの一冊です。
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THE FARM AT BLACK MOUNTAIN COLLEGE by David Silver
40%OFF ¥4,800
40%OFF
アメリカを拠点に活動する環境学専門家であるデヴィッド・シルヴァー(David Silver)の作品集。「ブラック・マウンテン・カレッジ(Black Mountain College)」の農場の発展と衰退を記録した一冊であり、2024年9月から2025年3月までノースカロライナ州の「ブラック・マウンテン・カレッジ美術館+アート・センター(Black Mountain College Museum + Arts Center)」で開催された展覧会に伴い刊行された。 「ブラック・マウンテン・カレッジ」は、20世紀における創造的な異端児の卵が溢れる「源泉」であった。1933年の創立以来、23年の輝かしい歴史の中で、ノースカロライナの片田舎にあるこの小さなリベラル・アーツ・スクールは、アニ・アルバース(Anni Albers)、ヨゼフ・アルバース(Josef Albers)、ルース・アサワ(Ruth Asawa)、ジョン・ケージ(John Cage)、マース・カニングハム(Merce Cunningham)、ウィレム・デ・クーニング(Willem de Kooning)、バックミンスター・フラー(Buckminster Fuller)、レイ・ジョンソン(Ray Johnson)、チャールズ・オルソン(Charles Olson)、M. C. リチャーズ(M. C. Richards)など、著名なアーティストやのちに有名になった作家、先見の明ある人々を惹きつけ、その活躍はこれまで何度も語り継がれてきた。 本作は、「ブラック・マウンテン・カレッジ」を全く異なる視点で探る。農場は、この場所にとって不可欠であった。大恐慌と第二次世界大戦の間に極めて重要な糧を提供し、自給自足、集団生活、共同作業の実験場として機能した。しかしそれこそが、最も貴重かつ不安定な要素であった。1930年代に学内農場を設立し、1940年代にはより良い農場を作り、そして1950年代にそのすべてが崩壊するのを見届けるまで、反逆的な学生、教授陣、農民たちの姿を、綿密な独自の調査を元に追う。これまでほとんど描かれることのなかった「ブラック・マウンテン・カレッジ」の新たなキャストたちに出会い、掘り下げ、彼らの農業における冒険を通じ、楽観的なコミュニティ形成から本質が朽ちて様々な不足に陥るまで、数十年にわたりそこで一体何が起きたのかを明らかにする。 本書を読むことで我々は、この場所の神話と驚くべき現実の中で「ブラック・マウンテン・カレッジ」の形成に貢献した、この土地において努力を重ねた素晴らしい人々に出会うだろう。 A record of the rise and fall of the BMC farm that foregrounds the voices of a new cast of characters. Black Mountain College (BMC) was a wellspring of 20th-century creative unorthodoxy. From its founding in 1933 and over its celebrated 23-year history, the small liberal arts school in rural North Carolina attracted a remarkable number of famous and soon-to-be famous artists, writers and visionaries including Anni and Josef Albers, Ruth Asawa, John Cage, Merce Cunningham, Willem de Kooning, Buckminster Fuller, Ray Johnson, Charles Olson and M.C. Richards. The exploits of these BMC cultural luminaries have been recounted time and time again. David Silver’s fascinating new book offers a very different perspective. The farm was vital to BMC. Throughout the Depression and World War II it provided vital sustenance, while serving as a testing ground for self-sufficiency, communal living and collaboration—the most precious and precarious ingredient at the college. Through deep original research, The Farm at Black Mountain College follows renegade students, faculty and farmers as they establish a campus farm in the 1930s, build a better farm in the 1940s and watch it all collapse in the 1950s. We meet a new cast of BMC characters whose stories have seldom, if ever, been explored, and whose adventures in agriculture illuminate what exactly happened at BMC across the decades, from optimistic community building to its plunge into substance-addled scarcity. In these engrossing pages, we encounter the extraordinary folk whose endeavors on the land helped shape the Black Mountain College of myth and extraordinary reality. by David Silver softcover 240 pages 178 x 235 mm color, black and white 2024 published by ATELIER ÉDITIONS published by BLACK MOUNTAIN COLLEGE MUSEUM + ARTS CENTER
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AFROSONICA: SOUNDSCAPES
30%OFF ¥4,200
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アフロソニカは、2025年にジュネーブ民族学博物館(MEG)で開催される展覧会に合わせて開発された学際的なプロジェクトです。書籍とレコードで構成され、批評的、芸術的、そして感覚的な視点を通して、アフリカとアフロ・ディアスポラのサウンドを探求しています。書籍には、アーティスト、学者、ミュージシャンによるエッセイ、対談、視覚作品を収録し、西洋中心の博物館学と民族音楽学へのアプローチに異議を唱えています。分散化された物語を通して、遺産、テクノロジー、そして未来主義と関わる新しい方法を提案しています。レコード「アフロソニカ – サウンドスケープ」には、KMRU、ミドリ・タカダ、ヤラ・メカウェイ、ンチェペ・ツェケレ・ボパペ(モ・ラウディ)による委嘱作品が収録されています。彼らはサウンドアートを通して、美術館のコレクションを再活性化し、記憶、アイデンティティ、そしてディアスポラの軌跡の繋がりを探求しています。これら 2 つのオブジェクトを組み合わせることで、音がどのように歴史を伝え、疑問を投げかけ、再想像できるかについての多声的かつ批判的な考察が提示されます。 歴史的かつ批評的な視点からグローバリゼーションの輪郭を探求し、創造的に浮き彫りにし、音楽から建築まで、様々な主題や分野を探求しているFlee Projectのレーベルから、国際的に知られた民族音楽学者ルーマニアのコンスタンティン・ブライロイウによって設立され、18000以上の録音をアーカイブしている民族音楽アーカイブ(AIMP)が現在のサウンドアーチストとコラボレーション。EDITION MEGOからもリリースしているケニア出身のKMRU、エジプトの電子音楽アーチストYara Mekawei、モン属音楽にアプローチした日本の実験音楽の重要パーカッショニストMidori Takada、南アフリカの民族音楽の研究者MO LAUDIによる作品。 ジュネーブ民族学誌博物館 (MEG) 所蔵のポピュラー音楽インタナショナル・アーカイブ(AIMP)と、高田みどり、エジプトの電子音楽アーチストYara Mekaweiなどの現代のアーチストとのコラボレーションを試みたアルバム。FLEEからバイナル、CDリリースもある。 published by MEG & FLEE
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MADELINE CASS: AN INDEX OF BOTANICAL DESIRES “NOTES ON TOUCH”
¥6,500
本書はカンザスシティの使われなくなった温室の中で見つかった、園芸・農業に関する百科事典から引用された一冊。2011年にその本を見つけた著者は、農業というそれまで彼女にとって未知であった分野を、偶然的なきっかけで知ることとなった。探究へのプロセスを大事にし、この分野にのめり込んだ彼女は、自分と同じよう、多くの人のキッカケとなってほしいという思いから本書を制作した。
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“Cómo no te voy a querer” (también conocida como: Homoerótico) : el fútbol es esencialmente homoerótico
10%OFF ¥3,960
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Riso SF5430を使用し、白の台帳用紙に青インクで印刷した手製本。 112ページに渡り、2022年カタールワールドカップで行われたゴールセレブレーションの写真を使用したこの本は、フットボールにおいての愛の形や印を同棲愛にも触れながらシーンを切り取っている。 著者は、前回のワールドカップでは、たくさんの愛があり理、そして、それが消えてしまう前に、ここにその記録を残すと記載されている。スペイン語でサッカーにおいての同性愛にまつわることや愛の喜びに関しても記載されている。 中米のニカラグアに拠点を持つDIY publisher 「AZETAguía」 から出版。 Let's talk about homosexuality in football. It's a theme rarely spoken of in words, but widely accepted visually. We see it in almost every match. Explosions of desire and joy, eroticism disguised as affection, protection and care. Friendship and passion: On the pitch, there's an emotional need that we've naturally accepted. And off the pitch, it often takes on a different narrative, one that's more closed off and less inclusive: everything on the pitch, nothing off it.
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