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Shingo Toyama: The Spine of the Sierra/シエラの背骨
¥6,600
“The Spine of the Sierra/シエラの背骨” Shingo Toyama LA 在住の写真家・陶芸家である當山清悟氏の写真集。昨夏、約3週間かけて全長340kmのスルーハイクに挑戦した彼が記録した写真、記した日記、陶芸作品が326ページにわたり収録されております。彼が経験した、マクロとミクロの、大地とのフィジカルなやりとりが、この本を通じて感じていただけたら幸いです。 We published a book of Shingo Toyama’s photographs, an LA-based photographer and ceramic artist. He took on the John Muir Trail (210-mile) in 2024. There was a wilderness that made his nostalgic, and he felt as he was in the time when the earth was born. We composed this book as a form of a guide and diary book that summarizes what he felt from those experiences in the form of photographs, poem,maps and collected materials. ____ “The Spine of the Sierra” (シエラの背骨) Photographs and Words by Shingo Toyama Directed by Taikou Kaneda Published by Bong Sadhu Printed in Japan ©︎2025 Bong Sashu, Shingo Toyama
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dub non dub ⅱ
¥4,950
「dub non dub」はインディペンデントパブリッシャー「Bong Sadhu」が写真とペイントを掛け合わせ、本を作り上げるシリーズとして2023年からスタートした。その際、写真の上からペインティングを施すという行為が、従来の記録した物質から二次的操作を加えて、新たなイメージを作り出すことが、自分らのルーツにもなっている"Dub"の手法と音楽の親和性を強く感じて名付けた。 ダブ的行為というとそれ以上でもそれ以下でもないが、ダブと一言でいってもその言葉が指す範囲は広く、我々のスピリットが反映され、そして発展を遂げる一つの媒体としての立ち位置であることに気づき、新たな独自の視点を供給する事は確かである。Bong Sadhuを運営するTaikou KanedaとMikito Hyakunoが、昨夏アメリカをロードトリップしたときの記録を、引き伸ばしたり、ずらしたり、筆を加えたりした。 Our new zine focused on the experiences of our road trip in the United States in last summer. This book, composed of our interpretations based on the views we saw through this journey, can offer you a new visual experience and trip. It is available on our exhibition at @inheritgallerybooks starting from this weekend. 『dub non dub ⅱ』 Published by Bong Sadhu Artwork by Taikou Kaneda Photography by Mikito Hyakuno Printed in Enoshima, Japan
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水の流れ - Living water - Mikito Hyakuno 写真集
¥5,500
「水の流れ」 ~Living water~ by Mikito Hyakuno This is Mikito's first personal photo book. Book title comes from a literary book by Clarice Lispector. 「水の流れ」 ~Living water~ 100 pages, size : 18.2×24cm, 150copies Cover art by Taikou Kaneda printed by inuuniq 「わたしが存在する」が世界であり、時のない世界。大自然や大量の人々を目の前に非日常的な旅の写真という枠の中で、何処に自分は位置しているのかを常に意識され突き付けられた。この水の流れという写真集は様々な事象たちを目撃して、芽生えた意識たちが、多様なモチーフらとで構成。わたしが撮っているのは空気の音楽。世界の形成。やがて存在するものが、少しずつ近づいてくる。そしたらすでに存在している。今回、左ページにアメリカのロードトリップ、右ページにはインドでの一人旅でレイアウトを一定のリズムで鼓動するよう固定。一重に極端に違く、分断されているかのような対象らでも、そこにはまた別のストーリーが流れる。片方がわたしだったら、もう片方は貴方。比較対象ではなく、対話でもある。そこに自分がいたことによって写真になり、それが見ている貴方のまたその別の話に繋がってくる。それも偶然のようで必然だったりする。 3月のインド旅の寝台列車で写真フォルダーを整理していた時に、2018年のスクリーンショット履歴から出てきた「クラリッセ・リスペクトル」という作家に再び出会い、"水の流れ"という本の日本語訳が帰国後に発売され、読み進めていると今伝えたい言葉たちだった。タイトルはそこから拝借しています。自分自身の等身大な本。自己紹介のような卒業文集のような。自分と出会った事がある人、これから知る人にも見てほしい本です。時が廃絶しても、これを書いてることも読むものではなく、存在するもの。 「わたしは自由なのだろうか?どうでもいいようなものになお捕られている。あるいは自分をそれに繋ぎ留めているのだろうか?こういうことでもある。すべてと結合しているからといって、わたしは完全に自由であるわけではない。というか、ひとりの人間はすべてである。自分を担ぐのが重いわけではない。単純に、自分を担ぐわけではないから。人は自らとして存在し、同時にすべてである。どうやらわたしは初めて物々のことを理解しようとしているらしい。自分を超越しないために、わたしは物々に到着しようとしていないだけのようだ。自分を若干怖れている。信頼できる人間ではないし、自分の偽の力に猜疑を抱いてもいる。これは、能わざる者の言葉。私には何も操れない。自分の言葉たちさえも。でも悲しくはない。陽気な謙虚さを感じる。わたしは傍に生きている。入ってくる者の左側にいる。そしてわたしの中で世界が身悶える。このあなたへの言葉は、雑然としているだろうか?そうでないことを望む。わたしは雑然とした人間ではないから。むしろわたしは万華鏡のよう。魅惑的に煌めく自分の変貌を、わたしは万華鏡のようにここに書き留める。自分を深掘りするため、少し休もうと思う。またあとで戻ってくる。」 -水の流れ-より一部抜粋 写真集後書きより 「旅をしていると、非日常的ではあるけれども自然と其々の地で似た光景が想起されたり、デジャヴが多々ある。また偶然出会ったはずの人や対象も振り返ってみるといくつもの順が廻って出逢うから必然であったりもする。それは今まで自分が積んできた行いが善悪ともに導き導かれることでやってくるのだ。 生きていると日常だけでは明らか物足りないのだが、日常の地続きでならないと地に足がつかない。非現実的体験ばかりでは中心が穴が空いている状態になる。非日常の中の日常あるいは日常の中の非日常。やはり旅は暮らしそのものでもあり時より超えてくるそのものを受け入れることも必要とされる。心で受け止める幅が広くなればなるほど、すなわち命で遊んだ数だけ人は逞しくなる。これは1人の写真小僧の残物にしかならないかもしれないが、私が貴方に話したい話はそのまま貴方の中の話にある。これは、私があなたが存在するのを妨げない。その代わりにだからあなたも私が存在するのを妨げないで欲しい。今日の話をしている。その瞬間はまた過ぎ去って、また過ぎる。永遠というのは耳障りだ。存在するすべてのものは、始まったこともない。分断よりも調和を。ある種の流れや循環は、あなたが見てる今に届くかもしれない。」 Living Water Afterword When I had a jurney, I naturally recall similar scenes in each place, even though out of the ordinary, and often have deja vu. Also, when I look back, I realize people and things I met by chance were inevitable because I met them in many different orders. This comes about because the actions I have accumulated up until now, both good and bad, have guided me. It is clear that daily life alone is not enough, but I cannot get my feet on the ground unless I am connected to the everyday. If I only have unrealistic experiences, I feel like I have a hole in my center. The everyday in the extraordinary, or the extraordinary in the daily life. After all, travel is life itself, and it is also necessary to accept the things that transcend time. The wider the scope of what you can accept in your heart, that is, the more you play with life, the stronger you become. This may only be the remains of one photo boy, but the story I want to tell you is in your story. This is not me preventing you from existing. In return, I would like you not to prevent me from existing. I am talking about today. That moment will pass and pass again. Eternity is harsh. Everything that exists has never begun. Harmony over division. A certain flow or circulation may reach the present you are looking at.
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BSR#2 zono: introduction
¥2,500
Bong Sadhu Roomでの展示に合わせて発行されるzineシリーズの二作目。 artist zono の様々な幾何学模様のモチーフを色彩を変えて再構築したzine。 Zine BSR#2 「introduction 」 by zono Published by Bong Sadhu
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BSR#1 Ryumon Koba: Dance! Dance! Dance!
¥2,500
Bong Sadhu Roomでの展示に合わせて発行されるzineシリーズの一作目。写真家の木場龍門が日本全国の祭りに赴き、撮り下ろした写真が彼を祭りに駆り出した言葉と共に構成されている。 Zine BSR#1 「Dance! Dance! Dance!」 by Ryumon Koba Published by Bong Sadhu
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-浮草1 - 木霊,百野幹人 Floating Weeds
¥2,800
草木染色家の木霊とBong Sadhuのアーティスト百野幹人の展示シリーズ浮草のzine。 表紙は藍で紙染めをし、さしこ糸で製本。ページ内に実際に展示で使用した布の切れ端を貼り付けてあり、写真では正確にはわからない色を自身らの目で確認することができます。写真は記録する物であるけれども、撮影者の目で確認した視点で事物を伝達することであり、実物とは異なります。写真との距離間-このプロジェクトで写真における記録性を実験的に図ることも目的の1つです。このプロジェクトは多種多様な場所を変えてまたレコードするを繰り返して在り場を浮遊するシリーズです。 -Floating Weeds- 1 Exihibition venue : conglomerate ii , Tokyo in December 2024 by Mikito Hyakuno, Kodama Photos of live decoration in Oppala by Yuto Yamamura Patchworks at Diego by the river and Ace General Store Film supported by polaroid asia Printed in Enoshima, Japan May 2025. We have published a zine as the first in our exhibition series, Floating Weeds, with natural dye artist Kodama. The cover is made of indigo dyed paper and bound with sashiko thread. Also, scraps of fabric actually used in the exhibition have been pasted onto the zine so that you can see the colors. This will be an important project, not just as a record, but as something to create and experience.
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Kaishu Iida: hidey hidey ho!
¥3,800
“hidey hidey ho!” 「ハイディ・ハイディ・ホ!」 『ラタナキリ州 はカンボジア北東部の州である。「ラタナキリ」という言葉は「宝石と山がある場所」という意味になる2つのクメール語の単語を合わせた派生語である。 州の住民のほとんどを先住民である少数民族で占めている。(総人口の8~9割) ヴィラチェイ国立公園 (14°19’32.5”N 106°59’53.5”E) 面積 3,380.57 ㎢ カンボジアで最も深く、最も隔絶されたジャングルに位置するヴィラチェイは、ほとんど人跡未踏の地であり、野生動物、滝、山が数多く存在する。 引用: wikipedia 言葉も、文化も、何もかもが違った彼らと 共に遊び、共に飯を食い、共に寝た。 その記録。または あいのかたち。 ハイディ ハイディ ホ! 空っぽのことば ハイディ ハイディ ホ! もしかしたらなにかの大事な あいことば』 “hidey hidey ho!” 「ハイディ・ハイディ・ホ!」 Kaishu Iida Direction: Taikou Kaneda Published by Bong Sadhu ©︎2024 Kaishu Iida, Bong Sadhu
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Dub non Dub
¥4,400
“dub non dub” Published by Bong Sadhu Artwork by Taikou Kaneda Photography by Mikito Hyakuno Printed in Enoshima, Japan 「dub non dub」はインディペンデントパブリッシャー「Bong Sadhu」が写真とペイントを掛け合わせ、本を作り上げるシリーズとして2023年からスタートした。その際、写真の上からペインティングを施すという行為が、従来の記録した物質から二次的操作を加えて、新たなイメージを作り出すことが、自分らのルーツにもなっている"Dub"の手法と音楽の親和性を強く感じて名付けた。 ダブ的行為というとそれ以上でもそれ以下でもないが、ダブと一言でいってもその言葉が指す範囲は広く、我々のスピリットが反映され、そして発展を遂げる一つの媒体としての立ち位置であることに気づき、新たな独自の視点を供給する事は確かである。Bong Sadhuを運営するTaikou KanedaとMikito HyakunoがLAABF2023に向けて作成。 ©︎2023 Bong Sadhu
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Taikou Kaneda : shukusai
¥3,500
Taikou Kaneda: shukusai 182mm×128mm 2023年 2月に行われたTaikou Kanedaの個展“祝祭 Shukusai” の一連の流れを収めたカタログ。祝祭の名の下、人のエネルギーを具現化した絵画や陶器と共に、会場を埋め尽くすほどの藁の様子、また会期後に用いた藁を全て燃やし、祝祭を完結させた様子などを収録。「灰だけが残った、何もないフラットな状態から、日々ゆっくりと、着実に次の祝祭への準備を始めていきたいと思います。祝祭は終わることなく、繰り返されるものです」
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Mikito Hyakuno : band-pass
¥2,200
18cm × 13cm 46ページ バンドパス回路という特定の周波数の信号のみを通過させ、それ以外を減衰させるフィルタ回路をテーマ群に、視覚/色覚の周波数を意図的に変化させることにより、脱事実による読者の感覚の再構築を試みる。Published by Bong Sadhu