家の神さま - 大福書林
¥3,300
International shipping available
本書『家の神さま』は、日本の民俗信仰における「家内神(やないしん)」の体系を通して、住空間と信仰の関係を考察する一冊です。
かまど神、荒神、井戸神、屋敷神――
これらは地域ごとに名称や性格を異にしながらも、共通して「家」という私的空間を守護する存在として位置づけられてきました。本書では、各地の事例や史料を参照しながら、家内神の成立背景、機能、変遷を丁寧に整理しています。
家の神は単なる迷信や習俗ではなく、
火・水・土地といった生活基盤に対する畏れと管理の思想を内包しています。すなわちそれは、災厄の回避、家族の繁栄、空間秩序の維持といった実践的目的を担う信仰装置でもありました。
また、近代化以降の住宅構造の変化や都市化の進行に伴い、家内神の信仰がどのように変容・縮小していったのかについても触れられ、住環境の変化と宗教実践の関係性が浮き彫りにされます。
本書は民俗学・宗教学・住居史の交差点に位置し、「家」という最小単位の空間から、日本人の世界観を読み解く試みです。
民俗信仰研究に関心のある方、
日本文化の基層を探りたい方、
住空間と宗教実践の関係を体系的に理解したい方におすすめの一冊です。
国宝や重要文化財になるような豪華絢爛な仏像ではなく、仏師ではない人々の手によって彫られた、知る人ぞ知る貴重な民間仏コレクション。畏怖よりはほほえましさが先に立つ、どこかとぼけた味わいの、素朴でのびやかな神仏145点。主に江戸時代以降、昭和初期までの庶民の祈りの対象を収録しています。写真家西岡潔によって撮り下ろし。飾って来福!
デザイン:軸原ヨウスケ(COCHAE)
-
レビュー
(1)
¥3,300